2026/06/28 09:28

(ワユサ/Guayusaとも呼ばれる、エクアドル・アマゾンのお茶)
こんにちは、ZENGYのYurieです。
今回は改めて、「そもそもグアユサって何?」かをご紹介したいと思います。
まだ日本ではほとんど知られていない植物ですが、実はエクアドル・アマゾンでは古くから人々の暮らしに寄り添ってきた存在です。
グアユサとは?
グアユサ(学名:Ilex guayusa)は、エクアドルを中心としたアマゾン地域に自生・栽培されています。
マテ茶と同じモチノキ属(Ilex属)の植物です。
アマゾンの人々にとって、暮らしを支える植物
グアユサは、エクアドル・アマゾン地域のキチュア(Kichwa)の人々にとって大切な植物です。
伝統的にキチュアの家庭では、夜明け前に起床し家族で火を囲みながらグアユサを飲み、その日に見た夢を語り合い、一日の計画を立てる文化が受け継がれています。また、森へ入る前にグアユサを飲むことで悪いスピリットから身を守り、道に迷わないとも言われています。さらに、グアユサは伝統的に薬草としても活用されてきたそうです。腹痛や月経時の不調、むくみ、関節の不快感など、さまざまな不調に用いられてきたそうです。
※こうした利用方法の多くは伝統的知識に基づくもので、科学的には研究中分野でもあります。
「アマゾンの森の香り」がするお茶?
初めてグアユサを飲んだ時に感じたのは、「馴染みのある飲みやすさと緑っぽさ」緑茶ともハーブティーとも少し違う。
草っぽすぎず、渋すぎず、どこか丸みがある。現地の方はグアユサを「森の中にいるような香り」と表現していました。
世界から注目されているグアユサ!?
グアユサが近年注目されている理由のひとつは、その成分です。
研究では、カフェイン、L-テアニン、ポリフェノールなどの植物由来成分を含むことが報告されています。
特にカフェインを含むことから、コーヒー以外の選択肢として世界的に注目されています。
また、グアユサに含まれる成分の組み合わせに着目し、日々の活動や集中したい時間に取り入れる飲み物として関心が高まっています。一般的にL-テアニンはリラックスとの関係、ポリフェノールは抗酸化作用との関係が研究されています。
森を守る農業「チャクラ農法」
ZENGYが取り扱うグアユサは、エクアドル・ナポ地域のWINAK生産者組合で栽培・加工されています。
この地域は生物多様性に富んだ豊かな熱帯雨林に囲まれたエリアで、森と共に生きる暮らしが今も残っています。
WINAKのグアユサは、伝統的なチャクラ農法で育てられています。チャクラ農法では、ひとつの作物だけを育てるのではなく、森のように多様な植物を共生させるアクリフォレストリーのような農法です。カカオ、バナナ、グアユサなど100種類以上の植物が混在し、生物多様性を維持しながら農業を続けます。農薬や化学肥料も一切使用されていません。
さらに、グアユサは一年を通して収穫できるため、生産者にとって安定した収入源のひとつにもなっています。
世界へ広がるグアユサ
現在グアユサは、アメリカやヨーロッパを中心に少しずつ広がっています。
抽出エキスやパウダーとして使われたり、日常のお茶として飲まれたり。
一方、日本ではまだほとんど知られていません。
だからこそ私たちは、この植物の魅力を少しずつ届けていきたいと思っています!

